オーガニック

Organic 2005

NIAS TRY to SMILE
8 Apr 2005
3月28日に起きたインドネシア、ニアス島沖地震の被害者の一人アスナヤ・サヒブさんの夫は自転車タクシーの運転手。その買ったばかりの自転車タクシーは崩れた壁に押しつぶされ、使えなくなった。それだけではない。家に戻った彼女は近所の妊娠していた友達がその子供と一種に亡くなった事を知った。「自分の家が木造で良かった。」と彼女は被災時の模様を語った。「最初の地震で閉じ込められたわたしたちは家族で固まり、祈り続けました。そのとき次の地震で抜け道ができたのです。わたしたちは津波を恐れて懸命に高台に走りました。そして、そこで二晩を過ごしたのです。」それでも家に戻ったサヒブさんは笑顔を作る努力をしている。なぜなら、今こうして救助支援をうけた子供達がご飯を食べられるのだから。