オーガニック

Organic 2005

ミラノのナイジェリア人少女
25 Apr 2005
ナイジェリアの女性たちがイタリアに集まり始めたのは1980年代、南イタリアのトマトを収穫するためだった。現在、ミラノの街から車で数分走ると、肌を露出した服装のアフリカ人女性を何人も見かける。彼女たちは現在イタリアに二万人近くいると推測されるナイジェリア出身の少女たちだ。彼女たちは自分の体を売って現金を得る。そのほとんどは貯蓄や送金に使われる事なく、彼女たちがイタリアに入国したときの航空運賃や書類手続の費用返済、そして生活費にあてられている。彼女たちはナイジェリアでだまされて連れてこられたのだ。イタリアに行けばより良い仕事と、より良い教育が得られると。しかし、一旦イタリアに入国すれば、待っているのは借金地獄とマフィアたちだ。体一つで大陸を渡ってきた少女たちはそこから抜け出せない。ある少女は4万5千ユーロを払い終えるまで、自分で貯蓄する事を許されなかったという。彼女は警告する。「もし、外国に連れて行ってくれると話しかけられても、来てはいけない。」「ここにある仕事はただ一つ、体を売る事だけなのだから。」一ヶ月前、一人のアフリカ人少女が車にはねられて死亡した。その後一週間、彼女たちはストリートに姿を現さなかった。