オーガニック

Organic 2005

同性愛者の独立記念日
4 Jul 2005
7月4日、130万人のメンバーをもつ合衆国キリスト教会(UCC = United Church of Christ)がクリスチャンとして初めて同性の結婚を認める宗派となった。UCCは一般宗教会議で「性にこだわらないカップルの平等な権利」として、80%の賛成を得てこの決議を通した。現在まで、他のいくつかの教会は同性愛者を市民パートナーとして認めてはいたが、結婚を認める教会はなかった。
合衆国キリスト教会には自治権がある。宗教会議はその個々の会衆に政策を命令することができない。したがって、この決定は拘束力はなく、すべての牧師に同性の結婚に立ち会うことを要求しているわけではない。すでにマサチューセッツ州などで認められている同性の結婚には異義を唱えないと言うことだ。1970年代初頭、UCCメンバーの多いニュー・イングランドで同性愛者の大臣を教派を上げて任命したのもUCCである。現在、バーモント州では同性の夫婦に対して、生命保険、ヘルスケア、児童保護などの社会制度加入も許可している。