オーガニック

Organic 2005

No friendship among captive Chimps
27 Oct 2005
捕獲されたチンパンジーは不便のない暮らしをしていてもグループ社会の中で助け合うことがないと、自然行動科学の研究者が発見した。助けになるということは人の間では普通一般的に行われることだが、野生のチンパンジーもフード・シェアリング(食物共有)をすることはよく知られている。
チンパンジーは我々に道具を使用したり基本的な言語技能を見せたりするが、研究者は捕獲されたチンパンジーは社会性に欠ける傾向があると言う。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のチームが捕獲されたチンパンジーのグループを使って食物報酬テストを行った。
チンパンジーには二つのフード・オプションを与え、一つにはただ自分が餌をもらえるオプション、もう一つは同じ餌を与えると同時に隣の囲いにいるチンパンジーにも餌をあたえるオプションだった。チームは29匹のチンパンジーをテストしたが圧倒的に最初のオプションを選ぶチンパンジーが多かった。彼等は15年も同じグループにいるのに、結果は驚くべきものであった。
彼等には血縁関係こそはないが、15年の間になにか近くなったものはないのか?そこで自然科学者はなぜこのような行動が生ずるのか疑問視する。他の研究者は捕獲されることによってチンパンジーがそのような不自然な行動を取るようになったのではないかと述べている。