オーガニック

Organic 2005

Sit-Down Money
20 Nov 2005
生活保護を受けているオーストラリア原住民(アボリジーニ)の平均寿命は同じ地域に生活する白人よりも20年下回る。アボリジーニのほとんどはその居留地から出ることは無く、生涯貧しく、失業している。そんなアボリジーニのリーダーの一人、弁護士のノエル・ピアソン氏は州の生活援助への依存心が多くの居留地でアボリジーニに心理的害を与えていると警告している。
「sit-down money」と呼ばれる彼等の給付金はしばしばアルコールとギャンブルに使われ、それが彼等の働く動機を失い、健康も損ねていると指摘されている。ピアソン氏は政府の援助は教育や訓練などに使われ、もっと多くのアボリジーニが生活保護から離れて、自立できるような改革が必要だと言う。この給付システムの改革はオーストラリア政府の優先課題だが、経済学者はアボリジーニの社会経済状況を改善する最も良い方法は、彼等がその居留地から離れる事であると信じている。批評家はアボリジーニがその土地を離れる事を助長するのは、採掘会社の移転を許すようなものだと反発しているが、彼等がどこに住もうが、それも彼等の自由であるはずだ。