オーガニック

Organic 2006

Floating Gold
24 Jan 2006
竜涎香(りゅうぜんこう)と言うものをご存知だろうか?オーストラリア南部のアデレードから西へ約800Km、ストリーキ湾(Streaky Bay)のひっそりとした海岸でライト夫妻は異様な固形物を発見した。ライト夫妻は最初、わけのわからない物体をそのままに置いて帰ったが、二週間後に来てみると、まだそれらが同じ場所にあった。夫人はそれらが何であるかに興味を抱き、夫に家に持って帰るよう頼んだ。それらは全部で14.75Kg。家に持ち帰った夫妻はインターネットなどでそれらが何であるか調べたが、答えは見つからなかった。そこで地元の海洋学者に相談した。
「それらを一目見てすぐに竜涎香(ambergris)だと判りました」と学者は言う。竜涎香とはマッコウクジラの体内から排出される糞みたいなもので、何年もの間、大海原で太陽と海水にさらされ、エキゾチックな固まりに変化し、海岸に打ち上げられたりして発見される。それらは温和で甘いバルサム臭があり超高級な香料として金とほぼ同額で取引されているのだ。現在の取引価格はグラム約$20.-(US)。ライト夫妻は海岸を散歩して$295,000.-の拾い物をしたことになる。