オーガニック

Organic 2006

Melting Spot
16 Feb 2006
グリーンランドの氷河が予想をはるかに上回る速度で融け出していることがカンザス大学とNASAの人工衛星モニターの調べで明らかになった。これまでグリーンランドの氷層がすべて融けるのに千年はかかると言われてきたが、最近の調査ではそれがずっと早まる事を明示している。それは地球温暖化による急激な海面の上昇を意味している。
グリーンランドの氷層は1,700,000平方キロメートルを覆い、その厚さは3キロメートルにおよぶ。それらがすべて融けると地球の海面は7m上昇すると言われているが、1996年以来、その融け出すスピードは2倍から3倍も加速していると言う。1996年当時、グリーンランドの氷層は年に100立方キロメートルを失っていたが、2005年にはおよそ220立方キロメートルに増加している。1立方キロメートルがロサンゼルス市の年間水使用量と言えばわかりやすい。海面の上昇率から言えば10倍の早さで上昇していることになる。NASA研究所のリノット博士は「氷層ができて融けるには時間がかかる。しかし、氷河は気温の変化に素早く反応する」「もし海面上昇率がこのまま進めば、我々には手が負えないことになる」と警告している。