オーガニック

Organic 2006

Himalayan melting risk
世界で最も大きな氷河の一つがあり、新鮮な水をも供給するヒマラヤに新しい気象観測所が置かれた。これらは地球温暖化の速度を新たに指し示すことを期待されている。その観測所はネパール側にあるエベレスト氷河の上に設置され、太陽熱、相対的な湿度、空気と土壌温度、風速と風向きなどを観測し、35Kmに及ぶ氷河の融け具合を測る。
ネパールの水文学(地学の一分野)と度量学の専門家たちは3月中にチョ・オユー山に登り、これら観測データを収集するが、「我々は地球温暖化現象によって起こされる氷河の後退の度量を目の当たりにするだろう」と氷河学者は言う。
気温が毎年摂氏0.06度上昇しているヒマラヤ山脈。ネパール側にある山脈の氷河は3,250あまり。その内、2,315の氷河の湖がますます増加している事は衛生写真などで明らかになっている。「我々は地球温暖化現象のために多くの氷河融解があることを知っている。更には、正確なそれら融解の力学を知る必要がある」と気象観測装置を提供した環境保護グループ(WWF)のチャンドラ・プラサド・グルン代表は言う。
1970年から1989年の間、日本の研究者がエベレスト山脈で氷河が30mから60m後退しているのを発見し、西のダウラギリ山脈でも1994年に同じような状況が報告された。そして、このような脅威はヒマラヤだけの問題ではなく、世界の主な氷河は毎年後退しているのだ。
ヒマラヤの氷河が融けるとどうなるか?まずは、融解により湖が溢れ、下流に水と泥による莫大な洪水被害を及ぼすであろう。そして、長期的にシュミレートすると、雪や氷の少なくなったヒマラヤはガンジス川などを渇水させ、何億という人々の生命に影響を与えると言われている。
5 Mar 2006