オーガニック

Organic 2006

Carbon trade saves rainforest
世界銀行(World Bank)は二酸化炭素排出権取引(Carbon trade)が熱帯雨林保護に有効であると述べている。
二酸化炭素排出権取引とは地球温暖化を防止するためのマーケトメカニズムで、2005年2月16日に発効した京都議定書に基づく温室効果ガスの排出削減義務を達成するために考えられた取引である。
世界銀行は森林を伐採し牧草地にするよりも、そのままに保護した方がより価値があるという。10年単位で5%の熱帯雨林が減少しているいま、そのメカニズムを使って森林伐採を食い止めるというのである。
地球温暖化現象は主に化石燃料が燃えるときに発する二酸化炭素が原因になる。それはどこから排出されているかは問題ではない。地球という惑星の見地から全体の排出量を考慮しなければ温暖化の解決にはならない。二酸化炭素を排出する国はそれらを吸収浄化できる森林をもった国から空気を汚染する権利を購入しなければならないのだ。
「森林伐採を食い止める補償金によって発展途上国は森林管理が改善できる」「世界的な二酸化炭素排出権取引の考えは森林伐採を止め、地球温暖化現象をも緩和できるだろう」と世界銀行のエコノミストは語る。
伐採した後の牧草地の価値は$200.-から$500.-ほどだが、森林をそのまま残して排出権取引をした場合は$1,500.-から$10,000.-にもなり得る。
今のところ取引を申し出た森林所有者はいない。しかし、それらの収入を得れば、その報酬で森林を維持し、貧しい土地にいっそう生産的な農業を促進できるであろうと述べている。
23 Oct 2006