オーガニック

Organic 2007

Children at risk in Afghan
アフガニスタン復興の優先分野のひとつに掲げられている教育。その再建に子供達は大きなリスクを背負わされている。
最近アフガニスタンのロガール州(Logar)で学校から帰宅途中の少女たちが反体制武装グループに襲われた。彼女らはとっさに道路脇の畑に逃げ込んだが、13才と10才の少女が犠牲になり、3人の少女が負傷した。この事件は長い間地域覇権争いによって荒らされた国の復興を混乱させる悲惨な例である。
タリバン崩壊以来、多くの子供達が学校に通いはじめた。しかし、この13ヶ月で226もの学校が暴徒によって焼き討ちされ、その犠牲者は教師と生徒を合わせて110人と公表されている。それでも親たちは子供に教育を受けさせることを切に望んでいる。
かつてタリバンはその支配下で381もの学校を閉鎖し、当時学校に通っていたのは少年ばかり90万人ほどだった。その後6年間で600万人以上の子供達が学校に戻り、教師も2万1千人から14万3千人へと膨れ上がった。政府は昨年だけで1万人の教師を増員している。
文部大臣はこのような事件が子供やその親たちに与える影響を心配してる。アフガニスタンで学校を破壊することはたやすい。全国で8,500校ある内の60%の学校で子供たちはテントや木の下で勉強しているからだ。
政府は50万ドルを費やし地元保安グループによる学校保護計画を打ち立て、閉鎖された学校の内35校を再開した。しかし、子供を預かる教師たちは村民たちがどれだけ武装グループに対抗できるか、その計画に懐疑的である。
アナリストはアフガニスタンの非軍事費用に対する教育費の割合が少なすぎると指摘する。その割合は6%と隣国のタジキスタンに比べて3分の1も低い。政府は既存の6万人の警官の4分の1を学校警備に配置することも不可能であるという。
もし、これらが教育を受けるという子供たちの夢を奪うなら、生まれ変わろうとするアフガニスタンの復興は逆戻りしかねない。
20 Jun 2007