オーガニック

Organic 2009

Unnecessary panic
世界的流行の兆しがみえる豚インフルエンザ(Swine flu)。メキシコ・シティーでビジネス・コンサルタントを営むマルセラ・セラートさんが住民たちの不安を訴えた。
「この町に住んでいる人はみなサスペンスいっぱいのスリラームーヴィーに入り込んだかのよう。あらゆる街角で私たちは異様な光景を目にすることができる。
スーパーマケットや薬局の棚からはビタミン剤や抗ウイルス薬が消え、粉ミルクなどもなくなっている。何よりも私が驚いたのはパン屋さんで、パンの前にはプラスティックカーテンが置かれていて、もうパンばさみで好きなパンを選べない。
すべてのレストランは閉まったまま。テイクアウトできる店だけがその窓口に行列ができている。ATMに行けば人は使い捨ての手袋をして現金を引き出している。
豚インフルエンザの報道は他のニュースの影を薄くし、不要なパニックを引き起こしている。メキシコの保健省が新型肺炎で150人が死亡したと記者会見したり、メディアは異なった方法でそれを解釈し始め、人々はさらに混乱している。
保健省高官や大統領はマスクもしないで感染防止を訴えるし、私たちは何を信じていいのかわからない。公共機関は混乱を招く声明ばかりで何の役にも立っていない」
30 Apr 2009