オーガニック

Organic 2011

Short-sighted children
子供たちが屋外で過ごす時間が少ないほど近視になりやいことがケンブリッジ大学の研究で明らかになった。
1万人以上の思春期の子供を対象にしたこの研究は、毎週屋外で過ごす時間を増やした子供たちは近視になるリスクが2%減らす事ができたという。
子供たちが屋外で過ごした時間は平均で週3.7時間多かった。「その主な要因は自然の光と遠くの物を見る事です」「自然の紫外線の中で身体活動する事が最も大切である」と研究者はフロリダで行われた眼科年次会合で述べた。
また「屋外活動には皮膚がんや白内障におかされるリスクがある一方、糖尿病や肥満、ビタミンD欠陥と骨粗鬆(こつそしょう)を防ぐ効果もある」と述べ、さらに多くの研究が必要であるとも語った。
現在イギリスでは500万人が近視といわれ、その内200万人が重度の近視である。さらにアジアの一部地域、日本では4000万人、中国では8億人が近視だといわれている。
The College of Optometristsの検眼士、スーザン・ブレイクニー博士は「子供は通常遠視状態で生まれ、成長と共にそれが弱まり、成人して視力が完璧になる」「もし、生まれた子供が十分に遠視でなければ、彼らは度を超えてしまい近視になります」「そしてそれは思春期に起こる傾向にある」と述べている。
25 Oct 2011