UEFA EURO 2008

Dutch hold on

Luxembourg 0-1 Netherlands
ユーロ2008大会の予選、グループGのオランダはDFヨリス・マタイセンの代表初ゴールで辛うじて隣国ルクセンブルグに勝利した。
先のアイルランドとの親善試合で質の高いパフォーマンスを見せたオランダ代表だったが、この日はスナイデルに加え、ロッベン、ファン・デル・ファールトらが故障で離脱。更にDFファン・ブロンクホルスト、ブラルーズは出場停止だった。
そんな中で期待されたのがAZアルクマールのMFスティン・スカーだったが、国内リーグ開幕戦でNACブレダに8-1と大勝したAZのゲーム・メイカーも国際舞台の本番では機能しなかった。
ファン・バステン監督は失望した様子で語っている。「けが人が出ると我々のパフォーマンスに戸惑いが生じてしまう」「これはこれから我々が考えなければいけない事だ」
試合は18分にFWファン・ペルシのコーナー・キックからハンブルガーSVに移籍したばかりのマタイセンがヘディング・シュート。一度はGKジョナサン・ジュベールにブロックされたが、リバウンド・ボールをネットにゴールした。マタイセンは代表13回目で初ゴール。その後も何度かルクセンブルグのゴールを狙ったオランダだったが、ジュベールの攻守に阻まれた。
度々軽率なプレイを見せた両サイド・バックのハイティンガ、アンドレ・オーイエルは守備面でのオランダの弱点でもある。次にホームで行われる水曜日のベラルーシ戦にはファン・ブロンクホルスト、ブラールズが復帰して来るだろう。そして、MFにはスナイデルとデ・ヨングが召集される見込みだ。それでもファン・バステン監督の選択技はまだ多いとは言えない。
3 Sep 2006

ワールドスポーツ

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