UEFA EURO 2008

Dutch goal correct

「オフ・サイドだろ、リプレーを見てくれ」ファン・ニステルローイのゴールが決まった瞬間、イタリアのルカ・トーニは審判に抗議。オランダの選手たちは主審がゴールを認めるのを確認してから祝福しあった。
ファン・ブロンクホルストがシュートを打ったとき、ファン・ニステルローイはオフ・サイド・ポジションに見えるが、クリチャン・パヌッチがゴール・ラインの外にいた。「副審の判断は正しい」「パヌッチはチーム・メイトのGKブッフォンにはじき飛ばされてピッチの外に倒れた」「彼もゲームの一部と判断される」と語るのはプレミア・リーグ審判のキース・ハケット氏。
「プレイヤーはオフ・サイド・ポジションではない」「なぜならゴールキーパーに加えてもう一人のプレイヤーがいた」「彼がピッチの外で倒れていようと、彼のポジションはオフ・サイド・ルールに適用される」「こういったケースはあまり起こらないが、1ヶ月ほど前にスイス・スーパー・リーグで起こったと報告されている」とハケット氏はいう。
オランダ代表のデレック・カイトも戸惑ったことを語っている。「ゴールが決まったときオフ・サイドだと思った」「でも、ルートがパヌッチがゴールの中にいたというんだ」「たぶん彼はラインの後ろにいたのだろうけど、ゲームの中にいたんだ」「だから彼はオフ・サイドではないよ」
10 June 2008

ワールドスポーツ

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