FIFAワールドカップ2006

オランダ代表グループ首位

Andorra 0 - 3 Netherlands
 バルセロナのミニ・エスターディ・スタジアムで行われたワールドカップ予選、アンドラ対オランダは0-3でオランダが快勝。まず、オランダは代表に復帰したチェルシーFCのウィンガー、エイリアン・ロッベンが試合開始早々DF二人を抜いてドリブルシュート。ロッベンは枠を外すが、その後を期待させるシュートだった。そして前半21分、FKを得たロッベンのボールにコクーがヘディングシュート、オランダが先制。そして10分後、同じくロッベンがPAの外から直接ボールを蹴り込みゴール。オランダが前半で0-2とリードした。
 後半に入ってもオランダの勢いは止まらず。途中出場のマッカーイ、ファン・ホーイドンクらがゴールを狙う中、後半33分、またもロッベンが基点となりファン・ホーイドンクが折り返し、AFCアヤックスのスネイデルがボレーシュートを決める。勝利を決定付けたファン・バステン監督は後半37分、コクーに代えて国内リーグで絶好調のAZアルクマール所属DFヨリス・マタイセン(24才)を代表初起用するなど、オランダは最高の形で試合を終えた。
 これでオランダは3勝1分負無しでグループ1の首位。しかし、予選はまだ8試合残っている。来年10月のチェコ戦までこの状態を保てれば予選トップ通過も可能だろう。まずは3月までグループ首位の居心地を味わおう。その他グループ1のライバルのチェコは試合終了間際の2得点でマケドニアを降し、首位に1ポイントとオランダに迫っている。またグループ2のウクライナがシェフチェンコの2ゴールなどで0-3、こちらもアウェーでトルコを破り、グルジアと引き分けたデンマークを抜いて首位に立った。
17 Nov 2004

ワールドスポーツ

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