FIFAワールドカップ2006

Young Oranje

 準々決勝で残っていたヨーロッパ勢4チームがすべて姿を消したFIFAワールド・ユース。開催国オランダもナイジェリアとの激闘の末、PK戦に敗れ、ベスト8で敗退。そのヤング・オレンジを率いたフォッペ・デ・ハーン監督は「勝敗は確かに重要だが、常にそれをコントロールできる訳ではない。重要なのはピッチに出て自分達が持っているものを十二分に発揮する事だ。そして選手達はそうしてくれた」と語った。
 2004-2005シーズンの開幕時には名の通った選手と言えばリベリア出身フルハムFCのストライカー、コリンズ・ジョンだけだった。しかし、本大会が始ってみれば、シーズン中おもに控えとして活躍したAFCアヤックスのマドゥーロ、バベル、FCユトレヒトのリック・クライス、PSVのイブラヒム・アフェライ、そして、アーセナルのクインシー・オウス・アベイエらが目覚ましい成長を見せてくれた。今や彼等の名前を知らない者はいない。マドゥーロ、バベルらはワールド・カップ予選のフィンランド戦にファン・バステン監督率いるオランダ代表にも召集され、メディアを驚かせた。しかし、World Youth 敗退が決まり、本国のメディアから「彼等はその才能に溺れた」との批判に対して、デ・ハーン監督は「すべての選手が良く働いてくれたし、チームとしても最高のパフォーマンスを演じてくれた」とそれらを一蹴。彼等ヤング・スターの輝ける未来はもうすぐそこまで来ている。
27 June 2005

ワールドスポーツ

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