FIFAワールドカップ2006

An embarrassment of riches

有り余って困るほどの富
 ホームのブラジリアで5-0と圧倒的な強さでチリを破ってワールド・カップ出場権を獲得したブラジル代表。ロナウド、アドリアーノの強力アタッカーの背後からカカ、ロビーニョがチャンスからチャンスへと演出し、その背後をエメルソンとゼ・ロベルトが指揮する。そのパフォーマンスがあと2試合を残し、南米予選突破へと導いた。前大会、出場権をかけてグループ最終節まで戦ったブラジルとは違う。カルロス・アルベルト・ペレイラ監督率いるブラジル代表は現在予選最多の31得点、コロンビアに次ぐ失点は16、どのポジションにもワールド・クラスのプレイヤーが二人いる。彼等スター選手を11人の枠にどう適応させるのか、1994年、当時59才でブラジルに4度目のワールド・カップをもたらしたペレイラ監督は答えを出したようだ。
 日韓ワールド・カップで7分しか出場しなかったカカも、今やブラジルのラインナップにはなくてはならない。アドリアーノは世界屈指のゴール・スコアラー、ロナウジーニョはどんなチームでもなくてはならない存在だし、ロナウドはロナウドだ。そしてロビーニョ、前大会ではプロとしてもデビューしていなかった天才プレイヤーはレアル・マドリーに移籍して存在感をアピール、今後の成長がはかり知れない。ブラジルのファンなら彼等5人がそろったアタックを見たいだろうが、ペレイラ監督は「3人の攻撃的MFを起用するれば、中盤に大きなスペースを与えてしまう。ワールド・カップはまだ先の事、ただ言えるのは今のブラジルのような攻撃陣をそろえたチームは他にはないと言う事だけだ」と語った。
7 Sep 2005

ワールドスポーツ

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