FIFAワールドカップ2006

Aussie cross the river

 ワールドカップ予選プレイオフ、オーストラリア代表はアウェー・マッチの滞在先をブエノス・アイレスに決めた。オーストラリア代表は試合直前にラ・プラタ川を渡ってウルグアイ、モンテヴィデオにあるセンテナリオ・スタジアムに入る。そして試合終了後、再びアルゼンチンに入国する予定だ。イタリアのパルマに所属するMFビンス・グレラは「大事な試合の前にはチームが一つになって行動することは大切だ」「そうすればストロング・ユニットをたもてる」と強敵を前にコメントしている。
 オーストラリアのワールドカップ出場は1974年の西ドイツ大会の一度だけ。その後、スコットランド(1986)、アルゼンチン(1994)、イラン(1998)、ウルグアイ(2002)と何れもプレイオフで敗れている。今回は第二戦をホームで有利に戦うためにも、前回のような大敗はできない。フース・ヒディンク監督はウルグアイの強力アタッカーたちを止める策を持ってくるだろう。ウルグアイ代表のホルヘ・フォッサーティ監督は「もしここで1-0で勝てれば、またそこからのスタートだよ」「5点もリードしたらオーストラリアに行く必要がなくなるからね」とコメント。同時に「前回のオーストラリア代表がウルグアイで必要以上の敵対行為を受けたと言うなら、それは彼等がこのような試合に馴れていなかったからだろう」「ウルグアイ国民は平和的だし、センテナリオだって安全なスタジアムだ」とも反論している。
9 Nov 2005

ワールドスポーツ

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