FIFAワールドカップ2006

Big stage in Germany next year

Australia 1-0 Uruguay(Australia win 4-2 on penalties)
 スペインのアラヴェスに所属するジョン・アロイジが5人目のキッカーとしてゴールネットを揺らした瞬間、アロイジは家族が見守る観衆に突き走り、スタジアムは熱狂の渦となった。オーストラリア代表32年ぶりのワールドカップ出場決定の瞬間だ。
 二度のワールド・チャンピオンを誇るウルグアイ代表を相手に前半35分にオーストラリア代表はMFマルコ・ブレッシアーノが1点をもぎ取るが、120分の戦いでゴールはその一点だけ。アウェー・ゴールも無く、トータル1-1で決着はPK戦となった。PK戦は最初のキッカー、オーストラリアのハリー・キューウェルが落ち着いてゴールを決め、GKマーク・シュワルツァーがダリオ・ロドリゲスとマルセロ・サラジェタのシュートをセーブ。5人目のアロイジで勝負が決まった。シュワルツァーは1993年、プレイオフでのカナダ戦にもPK戦に勝利した経験がある。その後アルゼンチンに敗退してアメリカ大会の出場を逃したが、今ここでようやく2006年ドイツへの切符を手にした。
 2002年、韓国をベスト4に導き、今年7月からPSVの監督と兼任する条件でオーストラリア代表を率いることになったフース・ヒディンク監督は「それは準備期間もなく、壮大なスケールのチャレンジだった」「彼等はハードな練習に時々不満も言ったが、我々の指導をよく理解してくれた。その結果が今回の勝利に結びついた」と語っている。一方、自身のスポーツ・ライフの中で最悪の瞬間だったと語ったウルグアイ代表のホルヘ・フォッサーティ監督は「今は何も言える状態ではない」「ただウルグアイ国民に申し訳ない気持ちでいっぱいだ」とスタジアムを後にした。
16 Nov 2005

ワールドスポーツ

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