FIFAワールドカップ2006

African Beats

Cameroon 3-1 Angola
 アフリカ・ネイションズ・カップ2006開幕、最初のゴールを決めたのは開催国エジプト代表ストライカーのミド・ハサン(トッテナム所属)。前半17分、ミドはコーナー・キックを見事にヘッドで決めてカダフィ大佐が見守るリビアから先制点を奪い、エジプトが3-0で圧勝。翌日の第二試合ではコート・ジボアール代表のディディエ・ドログバ(チェルシー所属)が「プレミア最高のストライカーはオレだ」と言わんばかりにPKをゴールに突き刺し1-0で強敵モロッコから勝ち点3をもぎ取った。しかし、アフリカ最高のストライカーの存在を見せつけたのはカメルーン代表のサミュエル・エトー。
 現在、スペイン・リーガでも19試合で18得点しているバルセロナのストライカーはワールドカップ初出場を決めているアンゴラからハット・トリック。アンゴラ代表のルイス・オリベイラ・ゴンサルベス監督も「私は個人よりもチーム全体のプレイを評価するが、エトーだけは別だった」とネイションズ・カップ初戦を振り返った。前半20分にエトーがFKを直接ゴール右角に決めると、31分にはアンゴラのフラビオがPKを決め同点。しかし、その8分後、エトーがルドルフ・ドゥアラからのコーナー・キックをヘッドで押し込んで再びカメルーンが勝ち越した。そして、後半30分にアチール・ウェボ(オサスナ所属)に代わってピエール・ボヤ(パルチザン・ベオグラード所属)が投入された直後、エトーの強烈なシュートがPA右角から決まりハット・トリック。Brilliant!
21 Jan 2006

ワールドスポーツ

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