FIFAワールドカップ2006

Mido thrown out

アフリカ・ネイションズ・カップ決勝進出を決めたエジプト代表からミド・ハサンが外された。昨日の試合で先制点のきっかけをつくったミドだったが、後半の決定的チャンスにもミスがあったエジプトのスター（ミド）。エジプト代表ハサン・シェハタ監督が交代を指示するとカイロ・インターナショナル・スタジアムは大ブーイング。チーム・メイトに引きずられてようやくピッチ・サイドに戻ったミドはシェハタ監督に猛抗議。コーチング・スタッフは興奮の収まらないミドを監督から引きずり離すと、代わって入ったアムル・ザキがファースト・タッチでゴール。
「あの件につては後で話し合わなければならない」と語っていたアシスタント・コーチのシャウキ・ハリブ。火曜夜のスペシャル・ミーティングを終えたハリブ・コーチは「エジプト・チームはミドだけのチームではない」「我々はこの問題を忘れて金曜日のファイナルに集中する」「ミドとシェハタとの確執よりもチームの準備のほうが重要だ」「これは我々コーチが処理すべきことで、論議の必要はない」と語った。
2002年当時、アヤックスに所属していたミドはFCフローニン戦で32分に交代させられたときにも、公の場でその悪さを露にした。「ファンには申し訳ない事をしたと思う。でもシェハタ監督だけは別だ」と語るミド。現在、トッテナム・ホットスパーで成長したと言われていただけに残念なことだ。
8 Feb 2006

ワールドスポーツ

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