フットボール・ワールド

Greatest South American collection

2年に一度開催されるU-20南米選手権は才能ある若きフットボーラーの宝庫でもある。2年前にはアルゼンチンのリオネル・メッシがそれを踏み台にしてバルサのトップチームに昇格し、先日2006年の南米最優秀選手に選ばれたチリのMFマティアス・フルナンデスはヴィジャレアルからスペインでのデヴューを果した。
2003年大会では同じくチリから現在リバプールで活躍するマルク・ゴンザレス、ウェスト・ハムのカルロス・テヴェスやマスチェラーノ、PSVのペルー代表FWジェフェルソン・ファルファンなど名前を出したらきりがない。そして2007年大会はパラグアイで開催されている。
1月のパラグアイは夏真っ盛り。ファイナル・ステージまで進めば各チーム22日間で9試合をこなすことになる。上位4チームは今年カナダで開催されるワールド・ユースの出場権を得る。そして驚いたことに先月、今大会は2008年のオリンピック予選も兼ねると発表された。来年予定されていたエクアドルでのU-23南米予選が反古にされ、今大会の上位2チームが北京で南米代表として戦うと言うのだ。
これは今大会に参加しているヤングスターたちには大きなプレッシャーだ。特にオリンピックの金メダルをそのコレクションに加えたいブラジルにとっては大きな問題である。フットボールの基準から言えばオリンピックよりもワールド・ユースの方が魅力あるトーナメントであろう。しかし、ブラジルはそのタイトルを4度手にしている。オリンピックのタイトルは無い。
7日に行われた最初の試合でブラジルはレアンドロ・リマ(Leandro Lima)とアレシャンドレ・パト(Alexandre Pato)が2得点づつ決めてチリに4-2で勝利した。しかし、アルゼンチン、コロンビア、そして開催国のパラグアイも強い。
南米には「夏の間、もし昼食の後に動くものがあるなら、それは犬かブラジル人だ」と言うジョークがある。これはスペイン伝統のシエスタを共有しないブラジル人への皮肉だが、今大会中は栄光を夢見るプレイヤーたちと彼らをチェックするスカウトたちにはシエスタの時間はなさそうだ。
8 Jan 2007

ワールドスポーツ

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