フットボール・ワールド

Historic win for Black Stars

イングランドのエミレーツ・スタジアムでドゥンガ監督率いるブラジル代表が国際試合6試合目にして初めて負けた夜、同じロンドンのグリフィン・パーク(Griffin Park)では、ガーナ代表がナイジェリア代表から15年ぶりの勝星を上げた。
そこで注目されていたのは同じチェルシーのチームメイト、ジョン・オビ・ミケルとマイケル・エッシェンのMF対決。しかし、土曜日にモウリーニョ監督がミケルは太股の故障で2週間試合に出られないと発表。ところが、ミケルは前半どころか90分走り通した。そして、ニューカッスルのFWマルティンスは召集されていながら、スタジアムに姿を見せず。試合は後半に怒濤の攻撃を見せたガーナがナイジェリアに4-1と大勝した。
チームがまとまらないナイジェリア代表のオーガスティン・エグアボン監督はミケルの起用に関して「みんな彼のプレイを見たはずだ」「ミケルは私に負傷しているとは一言もいわなかった」とチェルシー側の発表に疑問を抱いている。
「後半あまりにもリラックスしすぎてしまったが、前半はいいプレイをしていたと思う」「今日の試合は点差ほどに違いがあったように思えない」と、おそらくこの試合を最後に新監督フォクツ氏のアシスタント・コーチ務めることになるエグアボン監督はいう。
前半エッシェンがハート・タックルを受けてピッチの外に出たときはモウリーニョ監督は目を見張ったに違いない。そんなエッシェンはアッピアー、ギャンらと共に活躍して後半40分過ぎに交代した。
クロード・リ・ロイ監督は「FIFAランク・ベスト10に入るスーパー・イーグルスを相手にしてモチベーションが上がらない方がおかしい」と59才の誕生日を歴史的勝利で祝った。
6 Feb 2007

ワールドスポーツ

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