フットボール・ワールド

Nigeria gives up U-17 World Cup

来年11月ナイジェリアで開催される予定だったFIFA U-17ワールドカップ。先週、ウマル・ヤラドゥア大統領が財政面を理由に主催を辞退したことを受けて、FIFAはこれを正式に承認した。
それ主催するのに3千万ドル必要といわれる国際大会に対して、プライオリティはないと判断したナイジェリア政府。同政府はチューリッヒにスポーツ大臣を派遣し、2年ごとに開催される大会の意義をFIFAと論じていた。
ほとんどの国際大会は私的企業からの資金で運営されており、政府はインフラを整備するくらいのもの。しかし開催予定だった6つのスタジアムはいずれも改修工事が必要で、しかも翌年には同じアフリカ大陸の南アフリカでシニアのワールドカップが開催される。そんな中でどれだけの企業から入札があるかは不透明だ。
確かに去年の韓国大会で優勝したナイジェリアはアフリカの強国のひとつである。しかし、その大会は決勝戦を除けばほとんど観客はいなかった。FIFAはまだアフリカでの開催をあきらめていないようだが、最悪の場合は2011年に開催が予定されているメキシコで行うという。
25 Oct 2008

ワールドスポーツ

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