UEFA チャンピオンズリーグ 2005-2006

Real for Ballack

 現在、ワールド・カップ組織委員会を率いているフランツ・ベッケンバウアー氏が移籍に悩むミハエル・バラックに一言した。「もし、バイエルンを去るならレアル・マドリーを選ぶべきだ」。
 今期で契約が終るバラックに対し、カール・ハインツ・ルンメニゲ会長らはもちろん再契約を希望しているが、興味を示しているインテル、マンチェスターUtd.、そしてレアル・マドリーはいずれも伝説のビッグ・クラブだ。ベッケンバウアー氏もバイエルンとの新しい契約を受け入れるよう説得はしているが、「ミハエルの気持ちは理解できる。私もそうだったように、誰でも心を動かされるだろう」「けれども、ミハエルは自分の将来が何処にあるか知るべきだ」「イタリアに行って1万人に満たない観衆には満足できるとは思えない。ブンデスリーガは平均4万人を集めているのだからね」と地元紙に語った。
 ルンメニゲ会長の口調は「マンチェスターUtd.?首位に10ポイントも差を付けられているじゃないか、彼等がチャンピオンになるとは思えないね」「レアル・マドリーは信じがたいイメージだが、彼等もこの2年間、何のタイトルはないはずだ」と更にきびしい。先週末のベッカムのレッド・カードが取り消されたレアル・マドリーは水曜日リアソールでデポルティボに3-1で敗れ連敗している。
26 Oct 2005

ワールドスポーツ

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