UEFA チャンピオンズリーグ 2005-2006

Messi blow for Barcelona

ピッチの上で右膝に異変を感じた18才のメッシは震えただろう。スタンフォード・ブリッジでの激戦を終えて、スイスのバーゼルでアルゼンチン代表初ゴールを決め、デポルティーボ戦には休養したものの、リオネル・メッシは強剛チェルシーとのリターン・マッチには耐えられなかった。
「彼が負った負傷は深刻だが、驚くべき事ではない」とバルセロナのチーム・ドクターは言う。「彼は2月にも同じような症状をおこしている。アルゼンチン人はライカールト監督がメッシを急いで使い過ぎたと言うが、彼ほど超現実主義な監督はいない」「バルサのコーチはメッシの体が良い状態である事は知っていたはずだ」「問題はメッシがその若さと才能故に起きたと言っても過言ではないだろう」「彼はまだまだ若く、ピッチの上でプレイすることに喜び、そして興奮する」「痛みを感じていたとしても、それを示さなかったかもしれない」「あまりにも特別な夜に陶酔してしまったんだ」
メッシは4月のラシン・サンタンデール戦には復帰して来るだろうが、オサスナ、レアル・ソシエダ、マラガ、そしてクラシコは欠場となるだろう。そして、CLの準々決勝のベンフィカ戦も出場は難しいと見られている。そうなれば、リーガで残すはあと7試合。そして、アルゼンチン代表に合流し、ワールド・カップのFグループ最終戦でオランダと対戦する。
10 Mar 2006

ワールドスポーツ

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