UEFA チャンピオンズリーグ 2005-2006

Midfielder Scramble

ドイツ代表キャプテンのミハエル・バラックがチェルシーとの交渉を明らかにした事があらゆる方向へ飛び火している。早ければ移籍市場がオープンするワールドカップ開催前に契約が成立する可能性のある29才のバラックは「他にも興味のあるクラブはあるが、現在のところ実際に交渉しているのはチェルシーだけだ」と言う。
チェルシーのモウリーニョ監督はスタンフォード・ブリッジの中央でフランク・ランパードとバラックがリンクするのを夢見ている。同監督はドイツの新聞に「私はバラックが欲しい」「彼は決断に時間が欲しいと言ったよ。私はそれを尊重する。すべては彼次第だ」と語った。
一方、バルセロナとリンクしていたイングランド代表27才のランパードはバラック移籍の情報を得て、チェルシーを去ることをほのめかしている。しかし、モウリーニョ監督は「私にとってバラックはベスト・プレイヤーの一人だ。彼は知的で戦術的に強く、多くのゴールを決めてくれる」「ヨーロッパでその域に達しているプレイヤーはランパードだけだ。二人はドリーム・ペアを構成するだろう」と言う。
そして、バラックとの契約が切れるバイエルン・ミュンヘンは、28才バルセロナFCのMFマルク・ファン・ボンメルをその後釜と考えているようだ。GMのウリ・ヘーネス氏はバルサが二三百万ユーロで放出するなら話に乗ると話している。カタルニアではファン・ボンメルの定位置がないことは確かだが、あまりにも安く見られたものだ。
13 Mar 2006

ワールドスポーツ

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