UEFA チャンピオンズリーグ 2005-2006

Inter wary of Villarreal

アヤックスをホーム、サン・シーロで降したインテルのロベルト・マンチーニ監督は選手達に自信過剰にならないよう言い伝えている。「我々の方がが有利と見られているだけに、準決勝で対戦するビジャレアルには気を付けなければならない」とマンチーニ監督。「ベスト16の組合せが決まったとき、そこには多少のミス・マッチがあった。そして、既にいくつかの強剛チームが姿を消している」と語る。
それは、昨年のACミラン戦で観客の騒動があって以来、サン・シーロで初めてサポーターが観戦できたCLの試合だった。しかし、ルイス・フィーゴは二度ほどチャンスをミスし、マーティンスはバーを直撃。後半12分にスタンコヴィッチが得点する前にはアドリアーノもPKをミスしている。マンチーニ監督は最後に語る。「我々は準決勝に勝ち進む事ができた。しかし、多くのチャンスを作りながらも、決定力に欠けていたことも事実だ」
一方、敗れたダニー・ブリント監督はインテルはベスト8に進出するに値すると語っている。「二試合を振り返ってみて、失望したとは言えない」「アムステルダムでの前半は良いプレイをしたし、3点、4点取ってもおかしくないゲームだった。しかし、サン・シーロではDFのサミュエルやマテラツィに上手く押さえられた」と、ブリント監督はインテルのホームで勝つ事の難しさを実感している。
15 Mar 2006

ワールドスポーツ

サッカー大好きな人のためのワールド・スポーツ情報。ニューヨーク、ロンドン、アムステルダムからのレポートを中心にお伝えします。