UEFA チャンピオンズリーグ 2005-2006

Villarreal relishing challenge

CL初出場にしてベスト4に勝ち残ったヴィジャレアルは準々決勝でユベントスを総得点2-0で破って勝ち上がって来たアーセナルと対戦できることを心待ちにしている。
「我々の対戦相手はアーセナルに決まった。それは一流のプレイヤーをそろえた一流のチームで更に巨大だ」と、先にアウェー・ゴールの差でインテルを降したヴィジャレアルの会長フェルナンド・ロイグ氏は木曜日のスペイン日刊スポーツ紙「AS」に語っている。「そこには世界ナンバーワン・プレイヤーの一人ティエリ・アンリがいて、セスク・ファブレガスのような素晴らしいプレイヤーもぞろぞろいる」「その上、我々はロンドンという大都市を訪問しなければならない」「私と妻はトリノ行きをのぞんでいたよ」とロイグ会長。
1992年のサンプドリア以来の初出場チームとしての決勝進出を狙っているヴィジャレアル。準々決勝第二戦で決勝ゴールを決めた元アルゼンチン代表DFロドルフォ・アルアバレナは「アーセナルはアンリだけではなく、チーム全体が足下でボールを操るのが好きだ。それは素早く、しかも正確なフットボールだ」と日刊スポーツ紙「Marca」に語っている。「僕に言わせれば、彼らはバルサと共に今期のCLでベスト・プレイをしたチームだよ」「でも、彼らには多くの若いプレイヤーがいる。準決勝の舞台は彼らには大きなプレッシャーだろう」「何が起こるにせよ、勝ち進むには僕らの敵は僕らより良いプレイをしなければならない。そうでなければ、どちらのチームがファイナルに勝ち進むか君にもわかるだろう」
スペインのメディアはヴィジャレアル・ファンが決勝戦を見るためにすでにパリ行の計画を立てているとレポートしている。その日は街の守護聖人サン・パスカル祝祭と同じ5月17日。サンタ・ソフィア教会の司祭ギレルモ神父は、もしファイナルに進んだらノートルダム寺院にてスタッド・ド・フランスに精霊の発生を求めると言う。もちろん司祭服の下にはイエロー・シャツ。78才ギレルモ神父の携帯電話の着信メロディーはCLのテーマ・ミュージックだ。
6 Apr 2006

ワールドスポーツ

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