UEFA チャンピオンズリーグ 2005-2006

Barcelona clinched final

Barcelona 0-0 AC Milan
5月17日にパリで行われる今期のCL決勝はバルセロナ対アーセナルに決まった。
ミラノで0-1と勝ち越してきたバルサでも守りの展開は90,000人の観衆が許してくれない。方やミランも得点しなければ敗退してしまう。ハイ・テンポで始ったカンプ・ノウでのセカンド・レグは緊張の連続だった。GKヂダはエトー、途中出場したラーションのショットを好セーブし、GKヴァルデスはシェフチェンコの前に立ちはだかった。
そんな中、幾度もチャンスを作り出したのがロナウジーニョ。前日に決勝進出を決めたアーセナルのヴェンゲル監督もそのままカタルーニャに残りこの試合を観戦し、彼を要注意人物として注視した。試合後にヴェンゲル監督は「ロナウジーニョはどんなときでも、何か特別なことができるプレイヤーだ」と絶賛。さらに「チャンスを生かせる能力さえあれば、我々が決勝で勝利することもできる」と語った。
一方、試合を終えたばかりのライカールト監督は「決勝に進めて満足している。優勝するためには更に厳しい練習を重ねなければならないだろう」「しかしいま、私は次のカディス戦のことを考えている。どんな試合も我々にとっては重要だからね」「決勝のことはそれが次の試合になったところで考えるよ」と語る。
そして、敗れたミランのアンチェロッティ監督は「フジョールは自らバランスを崩した。あのシェフチェンコのゴールは正当なものだったよ」と幻のゴールを嘆いた。「我々は強剛チームを相手に全てを出しきって素晴らしい試合をした」「ただ残念なのは価値あるゴールを決められなかったことだけだ」
26 Apr 2006

ワールドスポーツ

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