UEFA 2006-2007

Pippo ends Liverpool dream

AC Milan 2-1 Liverpool
ACミランがCLを制した。ゴールを決めたのは派手なテクニックも強烈なシュートもないフィリッポ・インザーギ。2003年の準々決勝でアヤックスに引導を渡したのもこの男だった。
試合を決めた後半37分の2点目は現代フットボールの盲点とも言えるDFラインとGKのスペースに切り込んでのゴール。スルーパスは絶妙で、インザーギのターンも鋭角かつスピードがあり、そのスペースを攻めるお手本のようなゴールだ。
リベロというポジションがほとんど見られなくなった今、GKにはさらに適確な判断を迫られている。GKレイナの判断は良かった。ただ、インザーギのシュートが良すぎた。
シュートは倍以上の17本を放ったリバプールも中盤ではカカ、セードルフらにボールを持たれ、チャンスを逃した。試合終了間際にカイトが1点返したが、ロスタイムの3分も過ぎてリバプールの夢は終った。
23 May 2007

ワールドスポーツ

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