UEFA 2007-2008

A piece has come dense

先週2千万ポンドでスペインのストライカー、フェルナンド・トーレスを獲得したリバプールが今度はアヤックスのライアン・バベルをターゲットにしている。
しかし、アヤックスのテクニカル・ディレクター、マーティン・ファン・ハール氏は「こちらが掲示した金額でなければサインはしない」と強気だ。「我々もバベルを次のシーズン見てみたい。でも、2千万ユーロなら話をしましょう」と、欧州選手権U-21で活躍したウィンガーをそう評価している。
バベルは今オフに2010年6月まで契約を延長したばかり。それでもリバプールのアメリカ人オーナー、ジョージ・ジレットとトム・ヒックスはまだまだ選手が欲しいらしい。バベルの後にも移籍交渉が続きそうだ。
キャプテンのジェラードはオーナーが代わって3つの事が話し合われているという。「一つは新しいスタジアムの建設準備で、これはいま進行中だ」「次にチームの柱となるプレイヤーを長期的に確保することで、それは調った」「最後にプレミアシップの頂点に立つために必要な選手をそろえることだが、それは今スタートしたばかり」「我々は今シーズンだけでなく、数年先まで見越さなければならない」
一方、ペレスをPSVに放出したアヤックスにはバルサBチームから17才になるボージャン・ケルキックが移籍して来る話がある。セルビア人フットボーラーを父に持つボージャンは8才でバルサのカンテラに入団し、バルサ・インフェリオール・カテゴリーの記録を次々に塗り替えた。そんな彼にアヤックス行きを勧めたのはヨハン・クライフだ。
11 July 2007

ワールドスポーツ

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