ウルトラヒップ Ultra-Hip
Lez Zeppelin "We've got balls"
70年代、「Led Zeppelin」の映画を観に上野の映画館に行ったところ、上映していたのは第一次世界大戦時の飛行船の映画だったことがる。しかし、ここはNYのバワリーにあるライブハウス「Bowery Ballroom」。1月27日のチケットはSOLD OUT、ライブは「Lez Zeppelin」（レズ・ツェッペリン）。NYをベースに活動するパワフル・ドラマーのヘレン、ベースのリサ、キーボードとマンドリン、ヴォーカルのサラ、そしてリード・ギターのステフの女性4人組が出すサウンドは強烈だ。
「聞かない、語らないと言うのが私たちのポリシー。重要なのは私たちの音楽」と語るのがリード・ギターを弾いているステフ。ゲイ・イベントにも多く出演しているこの女性ロック・バンドに付いて回る質問は、彼女達はレズなのか否か？その質問に対してステフは「たぶんね」と答える。「確かに観客の中にはゲイやレズビアンはいるけど、そのほとんどはありとあらゆる世代のレッド・ツェッペリン・ファン。ほとんどが私たち女性グループがあのテストステロンいっぱいのドライブ・サウンドを再生できるのかどうか確認しに来ているのよ」とステフは語る。2月2日の追加公演も決まっているLez Zeppelin。「The Immigrant Song」ではじまったBallroomでのライブを終えてステフは語った。"I guess we've got balls."
30 Jan 2006
