オーガニック

Organic 2010

Teens, Cell Phones and Texting in US
ある調査によるとアメリカ国内の12才から17才のティーンエージャーのコミュニケーション手段として最も利用率が高いのは携帯メールであることが判明した。
現在アメリカではこの年代の子供達の携帯電話使用率は2004年の45%から75%にまで膨れ上がっている。そして「texter」と呼ばれるメールを一番のコミュニケーション手段として使用する子供達が2006年の51%から72%もしくは88%までに跳ね上がっている。(これは質問がプラットフォームをコンピューたまたは携帯電話かを限定していないため)
このアンケートを実施したのは「Pew Internet and American Life Project」で、それによればティーンエージャーの30%以上が1日に100通以上のテキスト・メールを送信しているという。これは他の国でもそのサービスがあたりまえとなっている定額制度が浸透してきたためと見られている。
少年少女を比べてみると、女の子が社交的、または個人的なメールを日に平均80通を送受信するのに対し、男の子は30通と女の子の方がその使用頻度が高いことも判った。その内容を見ると、ちょっとした挨拶やチャットで使用する女の子が59%に対し、男の子は42%。個人的な悩みなどを長い文章でやり取りする女の子が84%に対し、男の子は67%となっている。
また、ほとんどの学校が携帯電話は学校では不必要な物と見なしていても、子供達ははそれを持ち込んで使用している事実も明らかになった。
全体の12%の生徒が携帯電話をクラスに持ち込めると答えたのに対し、62%の生徒はクラスの外なら持ち込めると答えた。
そして24%の生徒が学校構内への持ち込みを禁止されているのに対し、その65%が携帯電話を持って学校に行っているという。
さらに学校に持ち込みを禁止されているにもかかわらず58%の生徒が授業の合間にメッセージを送ったことがあると答え、43%の生徒は日に1度は授業中にメールすると答えた。
しかし、そんなアンケートの中にも親と連絡を取るのは電話で話す方が良いというのが多かったのも事実である。彼らの携帯電話の契約状況を見てみると、69%がファミリー・プランに加入しており、18%がプリペイド式、10%が自ら契約していると答えている。
20 Apr 2010