FIFAワールドカップ2006
Young Oranje is European champion!
- Netherlands3 - 0 Ukraine
U-21欧州選手権ポルトガル大会でフォッペ・デ・ハーン監督率いるオランダが東欧の雄ウクライナを下して初優勝した。
- グループ・リーグの初戦で2-1と敗れた決勝戦の相手ウクライナは準決勝でセルビア・モンテネグロをPK戦で破って勝ち上がってきた。そして、オランダにはEURO '88と同じように旧ソビエトに初戦で敗れ、決勝戦でリベンジに成功した。この日の主役はオランダの新星22才のストライカー、クラース・ヤン・フンテラール。
- 昨年12月にヘーレンフェーンからアヤックスに移籍して得点王に輝いたフンテラールは大会直前にオランダ代表にデヴュー。しかし、ファン・バステン監督の最終選考には選ばれなかった。そんなフンテラールが前半11分にフェイエノールトのMFニッキー・ホフスのロングクロスを受けて先制ゴールを決め。前半42分にはウクライナのDFオレクサンドル・ヤツェンコのハンドでPKを得たオランダのキッカーとして確実に追加点を叩き込んだ。
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前半に2点をもぎ取ったオランダは後半、優位に試合を展開すると、GKケネス・フェルメールは好セーブを続けウクライナの得点を防ぎ、ロスタイムにはニッキー・ホフスが駄目押しとなる3点目を決めて優勝を決定付けた。フンテラールは今大会4得点で得点王。ニッキー・ホフスもそれに次ぐ3得点。この2人はEURO 2008でも輝くに違いない。
4 Jun 2006
ワールドスポーツ
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