UEFA 2006-2007

Kluivert wants Ajax return

元オランダ代表ストライカーのパトリック・クライファートがアヤックスへの移籍を希望している。

アヤックスからバルセロナ、ACミラン、ニューカッスル、ヴァレンシア、PSVと渡り歩いたクライファートは30才。「今後オランダでプレイしたいと思えるクラブはアヤックスしかない」と、6月でPSVとの契約が切れることになったクライファートは語った。

膝の故障で今期先発したのはわずか5試合。代表歴79試合で40ゴールをたたき出しているクライファートも今期は3ゴール。「僕の膝は確かに18才のものではない」「だからといって使い物にならない訳ではない」と地元紙に語っている。

この発言に対してアヤックスのヘンク・テン・カーテ監督は「パトリックはバルセロナ時代から知っているが、アヤックスへ戻って来ることは考えたことも話したこともない」「彼の気持は良くわかる」「具体的なコメントをするまえにクラブ内でその可能性について話し合わなければならない」と語った。

アヤックスはすでにユーティリティ・プレイヤーとして、ADOデン・ハーグからベルギー人MFローレント・デロージュを獲得したばかり。

一方、PSVはクーマン監督の留任が決まったものの、クライファートと共にベテランDFのミカエル・ライツィハーを放出。すでに退団を表明しているフィリップ・コクとベテラン勢の移籍が相次ぐ。

そして、チェルシー移籍をほのめかしているブラジリアンDFアレックスは、過去2年間の代表出場歴75%以上というEU外選手のイングランド移籍規定に対し譲歩を促している。
12 May 2007

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